歯茎が下がる原因! 歯並びが悪い人の歯石が溜まる場所
歯茎は加齢によって次第に下がってきます。
ところが歯並びが悪いことで、歯に歯石が溜まりやすくなり、より早く歯茎が下がる場合があるので注意が必要です。
今回は歯並びが悪いことで歯茎が下がる原因について見ていきながら、歯茎が下がるのを予防する方法についてご紹介します。
Contents
歯並びが悪いことで歯茎が下がる原因とは?
歯並びが悪いことで、どうして歯茎が下がってしまうのでしょうか。
それは歯石が溜まることや間違った歯磨きの方法を続けていることが原因となって、歯茎が下がってしまうことがあるからです。
歯並びが悪い場合、歯と歯の間をうまくブラッシングすることができないので、歯が重なっている部分などに歯垢が溜まりやすくなります。
歯垢は食べ物のカスではなく細菌の塊で、それは唾液の成分で歯石となって歯にこびりつき、歯磨きをしても除去することができなくなります。
歯垢を歯石にさせないようにするためには、丁寧な歯磨きが必要です。
しかし間違ったブラッシングをしてしまうと歯茎に刺激を与えてしまい、かえって歯茎を下げてしまう危険性もあります。
このため正しいブラッシングを実践することが大切なのです。
歯並びが悪い場合に歯茎が下がらないようにする方法とは?
・歯垢が溜まりやすい場所を丁寧に歯磨きする
歯並びが悪い場合、歯垢が溜まりやすい場所を丁寧に歯磨きすることが大切です。
歯垢が溜まりやすい場所とは「歯が重なっているところ」「歯と歯の間」「奥歯」などです。
これらの場所は、歯並びが悪いとブラシの先が届きにくく、しっかりとブラッシングすることができません。
このような場合、ヘッドが小さな歯ブラシを使用することで、こまかいところまできちんと歯磨きをすることができます。
またデンタルフロスを使って、歯が重なっている部分や歯と歯の間を磨くようにすると、歯垢が溜まりにくくなり歯石を防ぐことができます。
・歯列矯正をすることで効果的な歯磨きを実践する
歯並びが悪い場合、毎日の中で丁寧に歯磨きをしているつもりでも、どうしても歯垢が溜まりやすくなることがあります。
このような場合、歯列矯正をすると良いかもしれません。
歯列矯正とは、一定の期間、歯に矯正装置をつけることで、歯並びを良くする治療方法です。
歯並びが良くなることで歯磨きがしやすくなり、歯石が溜まりにくくなるので、歯茎が下がらないようにするための対策をとることができます。
歯並びが悪いと、丁寧に歯磨きをしていても、歯石が溜まりやすくなります。
歯列矯正によって歯並びを良くなれば、効果的に歯磨きをすることができるので、歯茎が下がるのを防ぐ対策をとることができます。