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深刻な悩みの「受け口」。その原因と対処法

深刻な悩みの「受け口」。その原因と対処法

受け口は生まれつきだと考えて諦めているのではないでしょうか。
しかし、これは先天的な原因もあれば、後天的なものが原因のこともあります。
後天的の場合は生活習慣などが原因です。
この記事では、受け口の原因と治療法を紹介します。

Contents

受け口とは

受け口とは、反対咬合(はんたいこうごう)ともいいます。
下の前歯が上の前歯よりも前に出て、噛み合わせが悪い状態のことです。
単純に顎の形がずれているだけではなくその見た目によって周囲人からからかわれることもあります。
他にも上手くものが噛めなかったり正しい発音ができなかったりするなどの弊害がでてきます。

受け口の原因

■先天的な受け口
舌小帯(舌の筋肉)が短い、上顎が狭い、口唇裂や口蓋裂などの原因で受け口になってしまうことがあります。
舌の筋肉が短いと舌を上に持ち上げることができないため、舌で下の前歯を押し出してしまうことがあるからです。
舌の筋肉は矯正治療で伸ばすことが出来ます。
上顎が短いと、相対的に下の歯列が出てしまうので受け口になりやすいといわれています。
口唇裂や口蓋裂という先天的な異常が原因の場合もあります。
これは唇の上部分が閉じない状態になってしまうもので、こちらも受け口になりやすいです。
その他にも、両親に受け口の人がいると、遺伝によって子どもも受け口になりやすくなるといわれています。

■後天的な受け口
後天的な受け口はほとんど生活習慣を原因とします。
例えば頬杖をして顎を突き出すポーズをずっと取っているとその状態のまま顎部分が形成されてしまって受け口になりやすくなります。
また、口呼吸をすることで鼻の機能が低下します。
すると舌の位置が下がってしまい、舌顎が突き出る形になります。
その状態が続くと受け口につながります。
さらに歳を重ねてから受け口になる例もあります。
30歳になると100万人に3~4人という割合ですが、アクロメガリーという疾患に起因するホルモンバランスの異常により舌顎前突と呼ばれる症状が出てくることもあります。

受け口の治療法

受け口の治療法

・筋肉を鍛える
MFT(口腔筋機能療法)という方法があります。
これは舌や顎、口周りの筋肉などを鍛えることでバランスよく、正しく機能させるためのトレーニングです。
これにより、舌が下顎の前歯を押してしまう頻度は減ります。
通院は3週間から1か月に1回程度、1回につきおよそ30分のトレーニングをします。治療期間は平均すると2年ほどです。

・マウスピース治療
マウスピースを入れる方法です。
半年から1年半程度かかるといわれています。
開始時期が遅くなれば遅くなるほど費用もかかるのがこの方法です。
なるべく早い時期から治療を開始する必要があります。

・上顎急速拡大装置
これは、上顎にワイヤーを入れることで上顎の大きさを広げるものです。
成長しきる前の子どもの骨は2つ合わさっています。
この時期に上顎を広げれば、骨がずれて上顎が大きくなり、受け口は解消されます。
デメリットは患者自身では装置を取り外すことが出来ないというところと、顎が成長しきってしまう18歳くらいまでと年齢制限があるところです。

先天的でも後天的でも、矯正や生活習慣の改善などで受け口は治ります。
受け口でお悩みの方はぜひ矯正歯科に相談して、自分に合った受け口の治療法を見つけてください。



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