噛み合わせで輪郭が変わる? メカニズムと対策ストレッチのまとめ
最近顔のゆがみや輪郭の変化が気になっていませんか?
もしかしたら、その原因は噛み合わせの悪さにあるかもしれません。
噛み合わせは年齢を重ねると共に変化していきます。
なので、定期的な検査や日頃からの注意が大切です。
噛み合わせによって顎や顔の筋肉が変化するメカニズムについて見ていきましょう。
Contents
噛み合わせと顔のゆがみ
顔全体は、内外翼突筋・咬筋・側頭筋といった筋肉で覆われています。
食事の際、食べ物を噛む際にも、顔や顎の筋肉を使用します。
一般的には、人は利用する顎や歯が偏りがちです。
よく利用する側の顔や顎は、筋肉の厚さが増していきます。
それに伴って筋肉の下にある骨も変化していくので、顔や顎の形が徐々にゆがんでいきます。
つまりは左右の噛み合わせのバランスに問題が生じると、顔まわりの骨格や筋肉のバランスも崩れていくということです。
顔のゆがみに気になり始めたら、咀嚼の際に意識して左右の歯や顎を均等に使うことを意識されることをオススメします。
「ストレス⇒悪い噛み合わせ⇒ストレス」という悪循環
人によっては、強いストレスを受けると、夜寝ている間に歯を噛みしめる「食いしばり」や「歯ぎしり」を行う傾向があります。
こうした行為はストレスを発散するために、無意識に行われるのです。
ですが歯ぎしりや食いしばりが酷くなると、歯や顎に大きな負担がかかります。
結果として歯並びのバランスを崩すことに繋がるので注意が必要です。
また噛み合わせの乱れが自律神経のバランスを崩すこともあります。
精神的な不安を招き、ストレスを生みだすという悪循環に陥る可能性もあるのです。
ゆがみ対策のストレッチ
噛み合わせによって生じるゆがみを予防するストレッチをまとめました。
・咬筋のストレッチ
1 手の平で頬を覆うように触ります
2 歯をグッと噛んだ際、盛り上がった部分が「咬筋」です
3 咬筋を指の腹でほぐすように2~3分の間マッサージします
・顎のストレッチ
1 左右のこめかみを手の平で押さえます
2 手を当てたまま、口をゆっくりと開閉します(30回程度)
3 下顎を左右にスライドさせます(30回程度)
悪い噛み合わせが引き起こす症状は少なくありません。
顔のゆがみだけではなく、肩こりや頭痛の原因になっていることもあるのです。
少しでも顔のゆがみに気になっているなら、一度専門医などに診てもらうことをオススメします。
噛み合わせを治すということは時間が必要ですが、きっとあなたに見合った治療法が見つかるはずです。
歯の健康を保って、体や心の健康維持に繋げていきましょう。