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「重曹うがい」で虫歯予防? そのホントとウソ

「重曹うがい」で虫歯予防? そのホントとウソ

最近では「重曹を使ったうがい」、通称「重曹うがい」が流行っています。
部屋の掃除にも使える重曹、そして今度は虫歯予防に効く重曹というわけです。
噂だけを拾っていくと、大きく重曹うがいには三つの効果が期待されているようです。

1. 虫歯予防
2. 虫歯の治療
3. 虫歯の進行を防ぐ

実際に、重曹うがいで効果があるのはこのうち、全てでしょうか?
それとも全て効果がないのでしょうか?

また「間違った重曹うがい」では、思いもよらないデメリットも存在するという話もありました。
正しい「重曹うがい」とはどういうものなのかを簡単にお話することにいたしましょう。

Contents

重曹うがいで効果を期待できるのは「虫歯予防」だけ

結論から申し上げますと「重曹うがい」で効果が期待できるのは、虫歯予防だけです。
多くの人が虫歯対策として重曹うがいを行う目的は「虫歯予防」効果になります。
これについては、歯科医師の間でも一定の効果があるとされており、あくまで虫歯予防に限っていえば、重曹うがいは効果があるといえるのです。

しかし、虫歯そのものの治療や虫歯の進行を防ぐ効果は、重曹にはありません。

重曹うがいの危険性は「塩分過多」にアリ

重曹うがいの危険性は「塩分過多」にアリ

重曹うがいで注意したい点は、うがいに使った重曹水を誤って飲み込んでしまうことです。
そもそも重曹の正式名称は「炭酸水素ナトリウム」と良い、いわゆる「塩」の一種になります。
重曹1グラム当たり、0.7グラムの塩を含みます。

このため、濃度の高い重曹水でうがいを行った際、誤って飲み込んでしまうと塩分過多になってしまう恐れがあります。
高血圧の方や、腎臓機能に問題がある方は重曹うがいを控えた方が良いでしょう。

重曹うがいをするときのルール

虫歯予防効果が期待できる重曹うがいですが、これを行うときに必ず守っていただきたい点が三点あります。

1. 重曹は「食用」のものを使用する
2. 適正な濃度で作る
3. うがいをした重曹水は絶対に飲み込まない

重曹は、食用の他に「工業用」「薬用」がありますが、重曹うがいを行う場合は必ず食用のものを選ぶようにしてください。
また、適正な濃度でうがい用の重曹水を作ることも重要です。
割合としては、水100mlに対して小さじ1杯程度が適量とされています。
そして、うがいに使った重曹水は飲み込まず、必ず吐き出してください。

もちろん、虫歯予防には重曹うがいといった手段とは別に、普段からのブラッシングが重要なことはいうまでもありません。
ブラッシングを置き換える手段ではなく、あくまでブラッシングの後に行うものとしての認識に留めておくと良いでしょう。



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