癖や習慣が影響!子供の歯並びを悪くする3大原因
子供の歯並びは、親にとって心配の種。
できるだけ綺麗な歯並びで大人になって欲しいですよね。
しかし子供自身の癖や習慣で、歯並びは大きく変化していきます。
今回は、子どもの歯並びを悪くする3大原因を紹介します。
必見!歯並びに影響する悪習慣
では、早速歯並びに悪影響な生活習慣や癖を紹介します。
原因1:口呼吸など、口周りの機能異常
口周りの機能異常は、子供の歯並びに大きな影響をおよぼします。
特に、「口呼吸」には注意が必要です。
口で呼吸をしていると舌が奥に引っ込んでしまい、上あごに当たりません。
そうなると上あごの成長が進まず、狭くなって出っ歯や不揃いの原因となってしまうのです。
また口を開けたままにするので、唇を閉じる筋肉が発達しません。
結果、下あごも成長できずに全体の歯並びが悪くなってしまいます。
悪化を防ぐためにも、まずはお子さんが口呼吸をしていないかチェックしましょう。
テレビを見ている時などに口がポカンと開いたままになっている場合、口呼吸をしている可能性が高いです。
口呼吸は歯並びだけでなく、口内環境にも大きく影響しています。
開けたままになっていると唾液が乾きやすく、虫歯や歯周病になるリスクが高くなってしまうのです。
鼻で呼吸ができない疾患があるなら率先して治すなど、素早い対処をしてあげましょう。
原因2:指しゃぶり、頬杖などの癖
4~5歳を過ぎても「指をしゃぶる癖」がある場合は、出っ歯や噛み合わせが悪くなる原因となります。
指しゃぶりを優しく注意し、していない時は褒めるなどの対処が必要です。
市販されている指しゃぶり防止グッズの利用もおすすめです。
また、「頬杖」も歯並びを悪くする原因です。
片方だけに圧力がかかるので、噛み合わせが左右にずれてしまうのです。
特にいつも同じ側で頬杖をついていると下あごがずれて、口全体が歪んでしまいます。
頬杖をつく原因には姿勢の悪さやストレスが影響しています。
姿勢を正したうえで不満を聞いてあげるなど、頬杖をさせない工夫を凝らしましょう。
原因3:食事方法
歯並びには毎日の食事方法も大きく影響しています。
特に、「噛む回数」が重要です。
食事をよく噛まずに食べると、あごの成長が遅れて歯並びが悪くなってしまいます。
よく噛むことを教えたうえで、噛みごたえのある食事を用意することも大切です。
しっかりと時間をかけてゆっくりと食べる習慣が、あごの成長や顔の筋肉の活性化を促します。
また、食事中に「前歯」を使わないと、あご前方の発育不足に繋がります。
前歯を効率よく使うためには、食材を大きく切った料理がおすすめです。
歯を全体的に使うような、大きさにメリハリのある食事を用意しましょう。
いかがでしたか?
子供の何気ない癖や習慣が、歯並びに大きく影響していることが分かります。
的確かつ優しく注意し、綺麗な歯並びをキープできるよう導いてあげてください。