治りの遅い口内炎は虫歯が関係してるかも? 簡単にできる予防法も紹介
口内炎がなかなか治らずに、煩わしい思いをしたことはありませんか?
食事を改善したり、塗り薬を使っても口内炎が治らないときは、虫歯が原因になっているかもしれません。
今回はなかなか治らない口内炎と虫歯の関係や、ハチミツを使った簡単な予防法をご紹介します。
Contents
そもそも口内炎とはどんな症状?
口内炎は、口の中の粘膜にできた炎症を指します。
赤く腫れあがった出来物を想像するかもしれませんが、白く窪んだものや水ぶくれなども含まれます。
一般的に口内炎ができるのは、口の中を間違えて噛んでしまったり、熱いものや硬いものを食べたときの傷が原因です。
ほとんどの場合は2,3日で治りますが、完治に時間がかかるときは虫歯が原因になっているかもしれません。
虫歯が原因で口内炎になることがある
●虫歯菌が口内炎に与える影響
虫歯菌が原因で口内炎になったり、完治に時間がかかることがあります。
最初は普通の口内炎と同じように、口腔内に傷ができます。
しかし虫歯が進行しているとその傷口から虫歯菌が侵入し、炎症を進めたり、治癒を遅くしてしまうのです。
虫歯による口内炎は、不摂生していたり、過度な疲労が溜まって免疫力が低下しているときに発生します。
●虫歯による口内炎を防ぐ対策
口腔内を清潔に保つことが大切です。
毎日の歯磨きはもちろん、数日に一度はデンタルフロスを使って歯の間の歯垢を落としましょう。
症状の進んだ虫歯や歯周病がある場合は、歯科治療が必要です。
虫歯による口内炎の予防は、患部や虫歯に抗菌性のはちみつ「マヌカハニー」を塗る方法もあります。
オーストラリアなどで昔から行われている民間療法で、ビタミンB群なども含まれているので、虫歯による口内炎を早く治すことができます。
ただし根本的な治療にはならないので、虫歯ができたら早めに治療をしましょう。
虫歯はあくまで口内炎の原因のひとつ
ポイントは、虫歯はあくまでも口内炎の治りを悪くする原因のひとつだということ。他の要因をなくすことも大切です。
まずは口内炎を作らないことから始めましょう。口の中を頻繁に噛んでしまったり、歯が当たっているときは、矯正や研磨などの歯科治療で改善することができます。
また、栄養状態を整えることで、口内炎ができても治りやすくすることができます。
ビタミンB2やビタミンCなどの栄養が不足していると、些細な刺激でも口内炎ができやすくなってしまいます。
口の中が傷つく原因を無くしたり、栄養状態を整えることで、口内炎をできづらくすることができます。
その上で口内炎ができてもすぐに治るように、虫歯を作らないことが大切です。
痛くならないと気付かない虫歯ですが、口内炎がそのサインになっているかもしれません。
虫歯を放っておくと大きな病気を呼び込んでしまいます。
口内炎の煩わしさや病気の心配から解放されるために、定期的な歯科検診を心がけましょう。